法人登記の事実についてネットで確認する方法

2016年4月10日

フリーランスの翻訳者、通訳者は、個人といえども独立事業者である以上、商取引にともなう問題が発生した場合、自己責任で解決をはかることになります。そのような個人事業主が利用できる自衛策のひとつとして、新規で取引を始めようとする相手がきちんと登記を済ませた会社なのかどうかをネットで確認できる「法人登記情報の提供サービス」を紹介いたします。取引先について、法人登記、代表者氏名、所在地、その他の情報が得られます。

※ただし、登記上の所在地や代表者と、実在する事務所、実際の経営者が異なっていることが珍しくなく、現状と違うからといって、ただちに疑いの対象になるわけではありません。その他に、万一、取引先と連絡がつかなくなったような場合に、登記情報から連絡をとるヒントが見つかる場合もあります。

ネットで、簡単に登記情報を調べることができます。

1件につき、全部事項337円 ※クレジットカード決済

登記情報提供サービス 一般財団法人 民事法務協会

個人登録者の名前スクランブル表示機能を修正

2016年4月 7日

個人事業主の営業広告コンテンツの一般公開ページについて、従来より、名前の部分のみスクランブル表示をしていましたが、使用する文字の組み合わせによっては、スクランブルが無効になってしまう問題を修正しました。日本語、英語、全角、半角の区別なく、すべての名前表記がスクランブル化されます。

スクランブル表示とは

人目で見ると通常の名前として判読できますが、データとしては無意味な文字列に自動変換する機能。主に、以下の効果を期待しています。

  1. 検索エンジンで名前を検索したときに、翻訳者ディレクトリのページがヒットしてしまうのを防ぐ。
  2. 登録者の公開情報が第三者によって容易にコピーされてしまうリスクを低減する。

個人の新規登録時にSMS認証方式導入

2016年4月 5日

2016年3月22日以降の新規登録を対象として、個人の翻訳者・通訳者の新規登録時に、SMS番号の記入を必須化しました。

このSMS番号は非公開で安全に管理され、通常は使用しません。本人確認が必要になった場合にのみ、翻訳者ディレクトリ管理グループとのSMS送受信により、確認手続きを行います。

※SMS番号と同番号のケータイ電話番号を、問合せ対応のために公開することもできます。逆に、SMS番号のみを登録し、電話番号等を一切登録しないこともできます。

※日本国外在住者は、国番号から記載してください。
  例)+81~

※SMS = ショートメッセージサービス、Cメールなど呼称は様々

※3月22日以前に登録された方についても、ご本人の希望があれば、SMS番号を記録いたします。メリットとして、万一本人確認が必要になった場合の手続きが、従来よりも簡易かつ容易になります。