高齢の翻訳者・通訳者の方に、取引先への年齢通知のお願い
ベテランの翻訳者・通訳者の中には公的年金受給世代になっても仕事を続けられる方がいます。
しかしながら、常識的に考えて、高齢になればなるほど、若い時と同等の業務ができる可能性が低くなっていくものです。
ほとんどの人は、体力・集中力・注意力・知識吸収力のすべてが衰えていき、業務遂行力が著しく低下します。
当サイトでは、開設時より年齢の上限に関する規定はありませんでしたが、本日付で、年齢に関するルールを下記のとおり設けました。
事前に、取引先の方で業務依頼が適切であるかどうかを判断してもらってください。厳しい納期の翻訳案件や強靭な体力が要求される現場通訳業務は、高齢者に向かないという判断をされることもあるでしょう。お年寄りが、無理を重ねて健康を害してしまうようなことがあってはいけません。逆に、高齢者でも無理のない案件を割り当てていただけることがあるかもしれません。
- 認知症または認知障害の診断を受けた方
- 高齢を理由に運転免許証を返納した方(身体能力衰えの証左)
- 健康上の理由で長時間の集中力持続、過酷な頭脳労働が困難であるという診断を受けた方
雇用対策法について
※国民年金の標準受給開始年齢が65歳であることも考慮(2020年1月時点)。