A. 翻訳者ディレクトリは、翻訳会社が外注先のフリーランスを見つける、あるいは翻訳者が新しい取引先を開拓するために開設されたサイトです。 本来は、プロの翻訳事業者のためのサイトですが、一般企業や個人のお客様にもご利用いただけます。
※流通業に例えると、看板は問屋だけれども小売りもやっている卸(おろし)の店、のような位置づけのサイト。
※専門店に例えると、玄人向けのプロショップだけれども、自己責任で利用できるのなら素人さんも歓迎というイメージ。
そのため、一般消費者のお客様が利用するときに、サイト側で何らかの手助けや親切なサービスを提供することはありません。自分で翻訳者を探して直接連絡をとり、取引条件を交渉する必要があります。そのかわり、仲介手数料が一切かかりませんので、依頼する側は低料金で発注でき、翻訳者側も中間マージンの無い正当な報酬を得ることかできます。また、実際に翻訳を担当する翻訳者と直接連絡を取り合えるので、的確かつ迅速に要望や指示を伝えることができます。納期も最短になります。法人の翻訳会社に敬遠されるような小口の案件でも、個人の翻訳者なら引き受けてもらえる可能性が高くなります。
翻訳者ディレクトリから条件に合う翻訳者を選んでメールを送ってみましょう。
リストは情報の新しい順に掲載されています。リストの上位に掲載される翻訳者ほど仕事への意欲が高いとお考えください。プロ翻訳者には得意な分野と不得意な分野があります。専門分野別や言語別のリストから5~6人の翻訳者を選んで、翻訳の仕事を打診するメールを送ってみてください。
メールアドレスが掲載されている場合は、メールアドレスのリンクをクリックしてください。メールアドレスが非公開の場合は、詳細情報の下の方に連絡用のフォームがあります。そこに必要事項を記入して連絡をとってください。
タイトルは「翻訳の依頼」など簡潔に用件がわかるようにしてください。
個人の依頼者であることを明記し、自分の本名を記載します
(もちろんフルネームで。匿名では返事をもらえない可能性が高い)
身元について明らかにするため、住所と電話番号も記載しましょう。
以下のように翻訳の概要を伝えます。
翻訳依頼のメールの例
○○さま はじめまして。翻訳者ディレクトリというサイトでお名前を拝見しました。東京都内在住の山田太郎です。 英語から日本語への翻訳をお願いしたいのですが、お引き受けいただけないでしょうか。 もし、ご興味がおありでしたら、具体的な打ち合わせをさせていただきたいので、お返事をいただけますか。 |
翻訳者が関心を示してくれたら、より具体的な打ち合わせに入ります。
報酬の支払い条件。(単価、前払いか・後払いか、方法、期日等)
依頼者の連絡先・住所と電話番号(連絡先を明らかにできない場合は、仕事を断られたり、代金の先払いを要求されたりしても仕方がありません)
翻訳対象となる原稿(元稿)の提供方法(紙・書籍なら宅配便、電子データはメールなど)
翻訳文の文体・語調、編集方法について希望を伝えましょう。
原文の文法構造にこだわらず、意味を伝達する、こなれた訳文を希望するのか? あるいは、原文の文法構造を生かした原文に極力忠実な訳文を求めるのか?
日本語なら「です・ます」なのか「である・だ」調のどちらにするのか?
レイアウトが必要か?テキストのベタ打ちで良いのか?
翻訳文の納入方法も指定しましょう。Wordファイルやテキストファイル等をメール添付ファイルで送ってもらう、など。
※翻訳業務のやりとりでは、実際に会って打ち合わせをすることはまれです。通常はメールと電話だけで十分です。
⇒ 複数の翻訳者から興味があるという返事が届いたら、最もよさそうな人を選んで、それ以外の人には、「今回は他の翻訳者に依頼することになった」と伝えて丁重に断ってください。
⇒ 約束の期日までに訳文が納入されたら、すみやかに内容を検収(確認して問題がなければ、受領したことを翻訳者に伝える)してください。その後、打ち合わせの期日までに、翻訳料を支払ってください。支払い方法は銀行口座振込が最も一般的です。
もし、翻訳者の技能に不安を感じるようであれば、まずはトライアルという試し訳をやってもらう方法もあります。原文の一部(英語であれば200words以下)を無料(または有料)で翻訳してもらいます。その出来をみてから、全文の翻訳を依頼するかどうか決めることができます。トライアルを無償で引き受けてくれるか、有償なのかはそれぞれの翻訳者によって違います。
トライアルは、翻訳業では一般的に行われている商慣習です。
A. 法人の翻訳会社に依頼してください。ただし、法人の翻訳会社には、法人取引専門で、個人からの依頼を請け負わないところもありますので注意が必要です。個人からの依頼にも対応する翻訳会社リストから条件に合う会社を選んで連絡してください。
A. リストは情報の新しい順に掲載されています。リストの上位に掲載される翻訳者ほど仕事への意欲が高いと言えます。英語翻訳は、専門ジャンル別にプロ翻訳者が登録されていますので、ご依頼案件の専門性に合うプロ翻訳者をお選びください。
A. 迷惑メール送信業者等による悪用を防ぐ目的で、短時間に大量のメールアドレスを収集できないようなしくみになっています。システムによる自動ロックです。もし、ロックがかかってしまった場合は、半日以上間をあけてから再度、参照してください。
A. 迷惑メール送信業者等による悪用を防ぐ目的で、短時間に大量のメールアドレスを収集できないしくみになっています。システムによる自動ロックです。警告表示を無視してメールアドレス参照を続けると、段階的にロックのかかる期間が数時間から数日という具合に長くなっていき、最終的には自動ロックの解除に数ヶ月から数年かかるということもありますので、ご注意ください。なお、自動ロックは完全に自動処理で行なわれるため、人的判断の介入は原則としてありません。
A.
問い合わせに対して、なんの連絡もよこさないのはビジネスマナーとして好ましいとは言えませんが、仕事を受けるかどうかは翻訳者の自由意思です。返事がない場合は仕事を受ける意思がないとご判断ください。
はじめての相手にメールを送るときは、体裁にも気をつけないと、迷惑メールと間違われて無視される可能性があります。
A. いくら優秀な翻訳者であっても、一人の処理能力には限界がありす。大口の案件は、個人の翻訳者よりも、会社組織(法人)の翻訳業者にご依頼されることをお奨めします。翻訳会社(翻訳者コーディネート会社、翻訳エージェント)では、複数の翻訳者に分担させて仕事を進めるため、大口の案件であっても、比較的短い納期での対応が可能になります。翻訳者間での相違が出やすい、用語の統一や訳文スタイルの調整まで翻訳会社側でやってくれます。一部の翻訳会社では取引先を法人や官公庁に限定していることがありますが、個人からの依頼にも対応する翻訳会社もあります。
A. トライアル(試し訳)という方法があります。
A. 翻訳者ディレクトリでは、登録者宛メール一括配信サービスを行っております。詳細はメール一括配信サービス予約ページをご覧ください。
A. システムからメールを送信した際に受信が確認できなかった記録です。送信エラーの種類は様々あり、一時的なエラーの場合もあれば、そのメールアドレスが現在使用されていない場合もあります。基本的に、送信エラー履歴がある場合は、連絡できる可能性が低いと考えてください。 また、フォームの連絡受付で、送信エラー履歴がある場合は、メール転送が行われませんのでご注意ください。
A. セキュリティ上の理由により、フォームからの投稿は、そのページを開いてからおおよそ30分以内に完了してください。ページを開いた時点でユニークな認証コード(トークン)が埋め込まれています。30分を過ぎると認証コードが無効になり、投稿が受け付けられません。
A. 登録時のメールアドレスがすでに使われていないこともあります。登録翻訳者が連絡用のメールアドレスを変更した場合は、同時期に登録情報の変更をお願いしてはいますが、翻訳者の個人的な事情でそのまま放置されてしまうこともあり、連絡不能になることがあります。この場合、翻訳者ディレクトリからも当該翻訳者に連絡をとることはできません。特に登録更新日時が古い情報ではその可能性が比較的高くなります。登録翻訳者はいつでも自由にメールアドレスを変更することができます。
A. お客様と翻訳者との間の直接取引きとなりますので、原則として翻訳者ディレクトリでは、依頼に関するサポートはしておりません(その代わり、仲介手数料等は一切かかりません)。翻訳者に支払う翻訳代金だけが費用の総額となります。ただし、翻訳を依頼した後に、翻訳者との間で何らかのトラブルが発生した場合に限り、翻訳者へのクレームとしてご報告を受け付けています。クレームの履歴が累積している場合や、非常に悪質な翻訳者側の行為がクレームとして報告された場合は、当該翻訳者の登録を抹消するなどのペナルティを実施し、翻訳者のモラル向上に努めています。